トランプ記憶のリコールを素早くやるには?ポイントはこの4つ

トランプ記憶のリコールのスピードにも課題あり

この前のコメントでこのようなことが書かれているのを読んでハッと気づいたんですが、トランプの覚え方に関してはこのブログ以外でも書かれていたりしますが、リコールについてはほとんど書かれることってないですよね。

そこで今回はトランプ記憶のリコール(回答)について書いてみたいと思います。

 

リコールの5分はけっこう短く感じる

まずはリコールの時間についてですが、世界記憶力選手権や各国のオープン大会など国際大会では基本的に5分間です。

この5分間って長いようで、けっこう短いです。

記憶が怪しいところがあったりして、迷ったりしていると52枚を並び終える前に時間切れになってしまうこともあります。

特に大会では会場の独特の緊張感もあったりして、余計に焦ってしまったりします。

記憶はできたのに、リコールが最後まで間に合わなかったという選手もいたりします。

ではそのリコールを少しでも速くするにはどうすればいいか?

4つほどポイントを書いてみますね。

 

リコールのタイムも計測する

トランプ記憶では覚える時間ばかりに焦点が当てられがちですが、リコールのスピードも大事です。

どれだけ速く記憶できても、リコールの制限時間内に並び替えができなければ記録が残りませんからね。

 

そこで普段の練習の時から、実際にもう1組のトランプを使ってリコールのタイムも計測するようにしましょう。

どれくらいのペースでやれば大体どれくらいのタイムになるか、それを普段の練習で把握できていれば、本番の大事な場面でも落ち着いてできるようになります。

それにタイムを意識することで、トランプを並べ替えるのも速くなってきます。

 

トランプ記憶に慣れてくると、トランプを並べ替えるのを省いて、頭の中でリコールして怪しいところだけ確認して済ませてしまうことはありませんか?

あとはオンラインで手軽にできるメモリーリーグばかりになってしまったり。

実際にトランプを使ったリコールの練習もおろそかにならないようにしましょうね。

HiRo

これは自分自身にも当てはまるな

[

 

扇状に並べておくとカードをスムーズに選べる

リコールの時はまずはリコール用のカードを扇状に並べておくと、カードを選ぶのがスムーズになりますよ。

 

この動画のリコールの様子を見てもらうとわかりやすいと思います(2分13秒あたりから)。

 

トランプを箱から出して、まずは扇状にトランプを広げていますよね。

こんな感じで机を広く使って、トランプを素早く取りやすいようにしておくといいですよ。

 

私は競技を始めたころはこのことを知らずに、トランプの束を手にもって、そこから1枚1枚カードを選び出していたんですよ。

HiRo

そんなことをしているから遅いんだよね

 

迷うところは後回し

リコール中に記憶が怪しくて迷うところが出てくる時もありますよね。

そんな時は迷うところは飛ばして、分かるところからどんどん進めていきましょう。

 

分かるところを進めていけば、残りのカードも少なくなってきます。

記憶が怪しいところもテーブルに残っているカードから推測がつくこともあります。

残っているカードのイメージを1つ1つ当てはめていけば、「これだ!」というのが見つかることもけっこうあります。

迷うからと言ってそこで止まっていると、リコール時間は5分しかないので、全部並び終える前に時間切れになってしまう恐れもあるので、わかるところからどんどん並べ替えていきましょう。

HiRo

迷うところは残ったカードから見当がつくこともあるよ!

 

脳内リコールをする

これは記憶時間5分でタイムが余る人向けですが、5分以内で記憶できる人は残りの時間で脳内リコールを繰り返しましょう。

5分以内で記憶できても、5分が経過するまではリコールを始められないので、リコールが始まるまでの時間に頭の中でカードを並べていくのです。

 

脳内リコールをすることで記憶がより濃くなりますし、一度脳内でリハーサルしておくことで、実際にリコールタイムに入ったときにカードをスラスラと並べていくことができます。

脳内リコール中に記憶が怪しいところが見つかることもありますが、これもリハーサルの段階で怪しいところが見つかっておけば、並び替えるときにそこをスキップして分かるところを素早く並べることができます。

素早く並べることができれば、余っているカードのイメージを一つ一つ当てはめてみる余裕も十分にあると思います。

脳内リコールは初心者はまだやる必要はありませんが、5分を切れるようになってきたら取り入れるようにしてみてください。

 

まとめ

  • リコールのタイムも計測する
  • 扇状に並べておくとカードをスムーズに選べる
  • 迷うところは後回し
  • 脳内リコールをする

トランプ記憶に慣れてきたら、記憶するスピードだけでなく、この4つのポイントを意識してリコールのスピードも速めるようにしてみてくださいね。

競技としてやる人はもちろんのこと、人前で披露する時にもリコールがスラスラとできるとスマートでかっこいいですよ!

HiRo

リコールがスラスラできたらかっこいいよ!

 

ちなみに記憶力日本選手権ではリコールの時間は10分です。

日ごろから5分を目安にリコールをやっていれば、かなり余裕が感じられると思います。

あとオンラインのメモリーリーグでは4分ですね。1分短いですが、クリックで並び替えが素早くできるのでそれほど短くは感じないのではないでしょうか。

HiRo

ということでリコールについて書いてみました~!

 

2 COMMENTS

まろにしも

Hiroさん、ありがとうございます。まろにしもです。確かに思い出せないところも、残りのカードを見ると、情景がビビっと出てくることがよくありますね。私はまだメモリーリーグでしか、リコールはやっていないのですが、実際のトランプを用いたリコールの練習もしなければ、と思いました。動画をみましたが、(音楽の効果も手伝って)むちゃくちゃカッコいいですね!今朝やると426秒でした。目標は5分ですが、未だ道のりは遠いです。気長にがんばります。

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HiRo

まろにしもさん
もう7分にまで縮めているじゃないですか!目標の5分もそんなに遠くないですよ。
動画にもありますが、実際のトランプを使ったリコールでは、2パックのトランプが1枚1枚正解していく様子もなかなか気持ちいいものがありますよ。
達成感も味わえると思うので実際のトランプでも試してみてください。

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