場所法でプレイスを少しずつ作っているのですが、
コンビニやドラックストア、スーパーなどの
内部(店内)でプレイスを作成するのが特徴がなく難しいのですが、
この様な場所は省いた方が良いのでしょうか?
こういった質問をいただきましたので、記事として返答したいと思います。
コンビニやスーパーやドラッグストアもおすすめ
個人的にはコンビニやスーパーやドラッグストアといった場所も記憶の宮殿作りにはお勧めです。
生活に密着していて、誰もが行ったことがある場所ですよね。毎日のようにいく人もいると思います。
どこに何が置いてあるのか、何コーナーなのかも把握していると思いますし、イメージも浮かべやすいと思います。
入店してから買い物をしてレジに進むまでの自分の導線もある程度決まっていると思うので、一つ一つの場所の順番も決めやすいと思います。
そういった点ではコンビニなどのお店も個人的にはおすすめです。
HiRo
特徴的なものを探してみよう!
コンビニやドラックストア、スーパーなどの
内部(店内)でプレイスを作成するのが特徴がなく難しいのですが…
とのことですが、店内にもよく見渡してみると特徴的なものもけっこう見つかります。
お店に入ると、入り口には足元にマットが敷かれていますよね。買い物かごも用意されています。
こういったものも記憶の宮殿の一つ一つのポイント(場所)として利用可能ですよ。
お店によってはコピー機やATM、コーヒーマシンといったものがあるでしょう。
レジ周りを見渡せば、レジスターもありますし、肉まんや焼き鳥といったものが陳列されてあるショーケースもありますよね。
レジの奥には店員さんがお弁当を温めてくれる電子レンジがあったり、たばこなどが並んでいたりもしますよね。
店の外に目を向けてみると、傘立てやごみ箱、灰皿、ポストといったものも見当たるでしょう。
こんな風にじっくりと見渡してみると、記憶の宮殿の一つ一つの場所として使えそうなものが見つかってきます。
工夫次第で場所は増やせる
商品の陳列棚は一見するとどれも同じように思えてしまいますが、これにだって特徴はあります。
おにぎりやお弁当はよく売れるので時間帯によっては隙間や空白の部分があったりしますよね。
カップ麺は上に積み重ねて並べている場合が多いですし、飴類はひっかけて並べられていますよね。
ドリンクは冷蔵庫、アイスは冷凍庫とそれぞれまた別のところに並べられていますよね。
一見同じように思える商品棚だって、じっくり観察してみると、それぞれの特徴らしきものが見えてくるんですよ。
こうすれば商品棚でもコーナーごとに場所を増やしていくことができます。
記憶するときにだって、イメージを三角形のおにぎりとおにぎりの間に乗せてみたり、飴のところに吊るしてみたり、カップ麺の上に積み上げてみたり、アイスと一緒に凍らせてみたりといった具合に、イメージやストーリーも工夫次第で作りやすくなります。
HiRo
特徴を見つける力を養う
商品棚は一見するとどれも同じように思えてしまいますし、イメージも混乱しそうなので避けたくなる気持ちもよくわかります。
でもそうしていると、記憶の宮殿を増やそうとしてももいずれ頭打ちになってくると思います。
- 前に作った宮殿にも同じようなものが出てきたし…
- 特徴がないから使いにくそう
- 似ているから混乱しそう
こういう思いが邪魔をしてしまって、場所がなかなか増やせなくなってしまうんですよね。
そこで特徴や違いを見つけることを意識してみましょう。
何かしら特徴や違いを見つけることができれば、それを活かして場所として利用することができるようになります。
私が実際にやっている例を一つ挙げると、「木」にも特徴を見出すことができます。
公園や神社仏閣を記憶の宮殿に設定するときに、私の場合は「木」がよく登場します。
木ってどれも同じように見えますが、じっくりと観察してみるといろいろと特徴や違いがあるんですよ。
幹がすごく太い木もあれば、根本が不思議な形をしているもの、斜めに傾いているもの、木の幹に空洞ができたもの、途中で二つに裂けているもの・・・
人間一人一人に個性があるように、木にも1本1本個性というか特徴のようなものがあります。
そういったものを見つけることで、場所を量産していくことができます。
こんな風に特徴を探しながら歩いていくのも記憶の宮殿作りの醍醐味の一つだと思いますし、こういう経験を積み重ねていくことで「特徴を見つける力」みたいなものが養われていきます。
HiRo
まずは試してみること
こんなのも場所として使えるのかな?
記憶の宮殿作りをしているときにこんな疑問が浮かんでくることもあると思います。
そんな時はまずは試してみることです。
実際に使う前から省いてしまうよりも、まずは実際に使ってみることです。
何度か試してみると問題なく使えるって場合もけっこうあると思います。
実際に使ってみることで、場所として使える「守備範囲」みたいなものも広がってきます。
「こんなものも場所として使えるんだ~」という発見があったりもします。
実際に使ってみて、使いづらさを感じたり、似たものと混乱しそうだなと感じたら、後から省けばいいだけです。
HiRo
まとめ
コンビニやスーパーやドラッグストアもおすすめ
特徴的なものを探してみよう!
工夫次第で場所は増やせる
特徴を見つける力を養う
まずは試してみること
こんな感じでコンビニやスーパーといったお店の店内を利用して記憶の宮殿を作る方法を解説していきました。
一見特徴がないように思える店内でも、じっくりと見回してみると特徴的なものがみつかるものです。工夫次第で場所は増やしていくことが可能です。
日頃から特徴的なものを見つけることを意識しながら歩くことで、「特徴を見つける力」みたいなものも養われてきます。
そうなると記憶の宮殿を量産することも可能になってきますよ!
HiRo