サイトアイコン 記憶の宮殿を歩く

TOEICの2時間に耐えうる英語のスタミナを養う

メモリーアスリートの視点からTOEICの攻略法を紹介していくシリーズです。

メモリーアスリートのスキルや経験や考え方などをTOEIC(英語学習)にどのように活かしているかを、私の実体験などを交えながら紹介していきます。

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この記事の信頼性・こんな人が書いているよ

・TOEIC925、英単語検定1級、英検準1級、中国語検定2級

・メモリーアスリートとして記憶力の大会で入賞経験有

・世界記憶力選手権にも出場経験有

 

世界記憶力選手権には3時間の種目がある

「世界記憶力選手権」という記憶力を競う世界大会があるのですが、この大会にはトータル3時間の種目があります。

 

トランプと数字の2種目があり、記憶時間が1時間、リコール時間(思い出す時間)が2時間のトータル3時間の種目があるのです。

1時間かけてひたすらトランプ(または数字)を覚え続けます。

そして1時間かけて覚えたものを2時間の間に必死に思い出して回答していきます。

そんな記憶力のマラソンみたいな種目があるのです。

記憶力のマラソン!1時間かけて記憶する競技はまさに苦行だった

 

3時間集中し続けるのはしんどかった

この種目の過酷さは他の競技者から聞いてはいましたが、実際に体験してみると本当にきつかったです!

 

トランプや数字を記憶するときには、それをイメージに変換して記憶しています。

さらにはそれを記憶の宮殿というイメージ上の場所に並べています。

 

つまり記憶するときにはずっと頭の中でイメージを描いているわけです。

1時間記憶し続ける間、ずっと頭の中でイメージを描いていることになるのですが、これがかなりしんどかったです。

脳のスタミナ?とでもいうのでしょうか、スタミナの消費みたいなのが激しかったです。

 

普段1時間ぶっ通しで記憶するという練習をしていなかったので、途中からはバテバテ…。

競技中は飲食OKなので、私はinゼリーを飲んだりしてエネルギー補給をしていましたが、それでも追いつかないくらいでした。

HiRo

途中でバテてしまったのは苦い思い出

 

記憶を保持するのも大変

1時間記憶といっても、ずっと記憶し続ければいいわけではなく、記憶したものを保持しておく必要もあります。

せっかく記憶したものを、回答時間までに忘れてしまっては意味がありません。

 

大食い競争なら食べたものは全部カウントされていきますが、記憶力の場合はそうはいきません。記憶したものをずっと保持し続けなければいけません。

しかも1つでも間違えれば得点は半分に減点され、2つ間違えると得点が0になるので、記憶の正確さも求められるのです。

(※トランプなら1パックごと、数字なら40桁ごとの採点になります。)

 

記憶する量が増えていくほど、それを忘れないように保持し、定期的に復習する必要もでてきます。

HiRo

記憶を保持し続けるのも大変なんだ

 

記憶力のスタミナの重要性を実感

私は1時間記憶し続けるのがしんどくて途中でバテてしまいました…。

途中からは頭が回らず朦朧とした感じで、途中からは覚えることをやめて、そこまでに覚えたものをキープすることでいっぱいいっぱいになってしまいました。

 

この経験がこの種目では記憶の技術だけでなく、記憶のスタミナも重要だということを気づかせてくれました。記憶の技術を磨いているだけじゃダメ、1時間記憶し続けるスタミナ、3時間集中し続けるスタミナが必要だと実感しました。

HiRo

技術だけでなくスタミナも必要なんだ!

 

TOEICは2時間の長丁場

世界記憶力選手権のお話にお付き合いいただきありがとうございました。

ここからようやくTOEICの話になります。

 

TOEICも2時間の長丁場です。リスニングの45分間は気を抜くことができませんし、パート5,6を素早く解き終えた後には、パート7で長文を読み続ける必要があります。

時間が余るような試験でもないので、2時間ぶっ通しで集中し続けなければいけません。

2時間ぶっ通しで英語を聞いて、読んで、解いて、といったことをしていても、バテることなく、集中し続けるスタミナが必要です。

HiRo

TOEICもスタミナが必要だね!

 

英語のスタミナを養う

私は世界記憶力選手権での苦い経験から、TOEICではバテることなく最後まで集中できるようにと、英語のスタミナを養うといった意識を持つようにしました。

2時間ぶっ通しで英語を聞いても、読んでも、ばてないようにする、そんな「英語のスタミナ」を養おうと決めました。

 

2時間休憩なしでぶっ通しで英語を読む、英語を聞く、そういった時間を設けるようにしました。

まとまった時間集中し続ける、英語漬けでも疲れないようにするといったことを意識するようにしました。

 

単語や文法といった英語の知識も大事ですが、それと同じくらい2時間の試験を集中し続ける「英語のスタミナ」の部分も重要視しました。

HiRo

英語のスタミナも重要だよ!

 

英語のスタミナという意識を持つ

TOEIC本番で途中で集中力が落ちてしまった、スピードが落ちてしまった、そんな経験をしたことがある人もいると思います。

普段30分とか1時間しか英語に触れていない人には、試験本番の2時間がけっこう長く感じられるのではないでしょうか。

いくら英語の知識や実力があったとしても、途中でばててしまっては、ケアレスミスも起きやすいですし、問題を最後まで解くこともできなくなってしまいます。

 

2時間ぶっ通しで英語を聞く、読む、解くといったことをしても、ペースが落ちることなく集中し続ける「英語のスタミナ」を養うことを意識してみるのもよいと思います。

英語の知識の部分だけでなく、スタミナの部分にも注目してみてください。

本番と同じように2時間集中して英語に触れる時間を作ってみてください。

いきなり2時間はきつい場合は、少しずつ時間を延ばしていってもいいと思います。

HiRo

2時間集中して英語に触れる時間を作ってみてね!

 

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