1000以上もの保管庫がある記憶の宮殿をどうやって管理しているの？

前回の質問に対する回答の続きです。

今回は記憶の宮殿の管理方法について書かせてもらいます。

記憶の宮殿の保管庫の数はいくつに設定してある？

記憶の宮殿をたくさんお持ちの方ならわかると思いますが、数が増えてくるとそれを管理するのも大変になってきますよね。

私は今でも記憶の宮殿を作り続けているので、『記憶の宮殿のトリセツ』を書いた頃の2倍～3倍くらいにはなっていると思います。

記憶の宮殿を記憶しておくための記憶の宮殿が必要なんじゃないかと思ったりします。

そこで私の記憶の宮殿の管理方法を紹介したいと思います。

記憶の宮殿ごとに管理している

この質問の答えは、1から1000までを通し番号をつけて管理しているわけではありません。

前回の記事でも書きましたが、1つの記憶の宮殿が50個の保管庫というのを基本形としてます。

50個の保管庫を持つ宮殿が複数あり、それらをすべてトータルすると1000個は超えるということです。

そして管理は宮殿ごとに1から50までの数字を振って管理しています。（トランプ記憶にも対応できるように予備の2つも足して52にしています。）

記憶の宮殿をExcelで管理

記憶の宮殿の数が増えてくると、それらをすべて頭の中だけで留めておくことは難しいので、私の場合はExcelを使って管理しています。

Excelで管理といってもそんな大層なものではなく、1から52までの番号を振って、その横に保管庫を文字で記せば完成です。

とにかくそれを見て52か所の場所を思い出せれば、それでいいのです。

そしてその横に備考欄を設けて、その場所に関する一言メモを書き残せるようにしています。

その場所での出来事とか、触った時の感触とか、匂いとか、その時の感情とか、記憶するときに役立ちそうなことがあれば、そういったものも備考欄に書くようにしています。

記憶の宮殿の数が増えてくると、全てを頭の中だけに留めておくのは難しいですし、このようにExcelか何かに書き出しておくといいと思います。

記憶の宮殿の使用状況もExcelで管理

私がExcelで記憶の宮殿を管理するときには、2つの種類があります。

一つ目は先ほど紹介したように、記憶の宮殿のそれぞれの場所をナンバリングして書き記したものです。

そしてもう一つは、記憶の宮殿の使用状況を一覧にして記録したものです。

その宮殿を、いつ、何に使ったかが一目で分かるようにしています。

例えばトランプ記憶に使ったなら、正解できた枚数やタイムを記しておきます。英語暗唱に使ったらその時のタイムなどを記しておきます。

記憶の宮殿って、使ったばかりだと前のイメージが残ってしまうことがありますし、逆に長い間使っていないと宮殿が錆びついてしまうこともあります。

そこで記憶の宮殿の使用状況を記録して、それぞれの記憶の宮殿をローテーションを回して万遍なく使うようにしています。

使いやすい1軍クラスの宮殿ばかり使ってしまうことはありませんか？

2軍3軍クラスの宮殿を、1軍に引き上げるためにもできるだけ万遍なく使ってあげるといいですよ。

あとは私の場合は「この宮殿は英語暗唱用に使う」みたいに、目的を決めて一定期間はそれ専用に使うみたいに決めておくこともあります。

英語の暗唱となるとある程度時間も必要になりますし、短期記憶ではなく長期記憶にする必要があるので、一定期間は目的を決めてそれ専用のコースにしてしまうこともあります。

記憶の宮殿を、いつ、何に使ったか、結果はどうだったのか、そういったものも記録しておくとよいですよ。

成績やタイム等を残しておけば、それが成長の証にもなります。

記憶の宮殿を写真でも管理

『記憶の宮殿のトリセツ』で詳しく書いていますが、記憶の宮殿にする場所は写真にも撮るようにしています。

まだ馴染んでいない宮殿、長いこと使っていない宮殿は、場所のイメージがぼんやりとしか浮かんでこない時もあると思います。

そんな時でも写真として残しておけば、後で見返すこともできます。

例えばこんな感じで、写真に丸印や数字をつけておくと、わかりやすくなりますよ！

記憶の宮殿を絵でも管理

これも『記憶の宮殿のトリセツ』の中で紹介していますが、絵として描いておくのもおすすめです。

実際に絵を描いてみることで、イメージが描けているつもりでも、実はぼんやりとしか描けていなかったという部分に気づくこともできます。

私は絵が下手で、絵心は全くありませんが、それでも必死こいて絵を描くようにもしています。

まとめ

私の場合はこのようにして記憶の宮殿を管理しています。

1000個以上の保管庫があっても、このようにすれば問題なく管理することができますよ！

参考になりましたら幸いです。