英単語を覚えるには前回紹介したイメージ化だけでも十分に使えます。
英単語 → イメージに変換
これをやるだけでもかなり記憶に残りやすくなるのを実感できると思います。
しかし、ここでさらに記憶の宮殿を使うことで、より記憶に定着しやすくなりますよ!
今回は記憶の宮殿を使って英単語を覚えるメリットと方法について書いていきますね。
(英単語と書いていますが、英語以外にも中国語やスペイン語など他の外国語でも同じように使えるので、自分が学んでいる外国語に置き換えて読んでください。)
記憶の宮殿を利用するメリット
シャッフルされたトランプを記憶する時も、ランダムにならんだ数字を記憶する時にも、全てイメージに変換して覚えていると言いましたが、イメージ化以外にももう一つ記憶のテクニックを利用しています。
それが記憶の宮殿(メモリーパレス)です。
ただイメージに変換するだけでなく、変換したイメージを記憶の宮殿に並べていくことで、それらを順番通りに記憶することができます。
英単語の場合は順番通りに覚える必要はないので、記憶の宮殿に並べることは必須というわけではありません。
では、なぜわざわざ記憶の宮殿に並べるのでしょうか?
それは・・・
記憶の宮殿に並べることでイメージがより強固なものになるからです。
HiRo
場所のイメージと結びつける
詳しくは記憶の宮殿の記事に書いていますが、人は場所や空間の記憶が得意です。
例えば旅行先で泊ったホテル、友達の家、親戚の家など、1度や2度しか訪れたことがないようなところでも、その場所の様子を思い返してみると、どこに何があったか何となくイメージが浮かんでくると思います。
人は場所や空間の記憶が得意なので、覚えたいものを「場所のイメージ」と結びつけることで、より記憶に残りやすくなるのです。
英単語を覚える時も、ただ単語をイメージ化するだけでなく、イメージ化したものを「場所のイメージ」と結び付けることでより記憶に残りやすくなります。
HiRo
記憶の宮殿を利用して英単語を覚える方法
記憶の宮殿を利用するメリットが分かったところで、今度は覚え方を説明していきますね。
まずは英単語をイメージに変換してください。
前回やりましたが、「apple」なら「りんご」という日本語訳を思い浮かべるのではなく、赤くて丸いりんごのイメージを思い浮かべます。
「りんご」のように物体があってイメージしやすいものもあれば、抽象的な意味でイメージに変換しにくい単語もあると思います。
しかしそういった単語も想像力を働かせてイメージに変換するようにしてください。
これも慣れです。慣れれば強引にでもイメージが作れるようになってきます。
イメージに変換できたら、それを記憶の宮殿に並べていきます。
英単語のイメージを場所のイメージと結び付けていきましょう。
やることは以上です。
- 英単語をイメージに変換する
- 変換したイメージを記憶の宮殿に並べていく
流れとしてはこの2つだけです。
基本的には英単語を覚える時もトランプや数字を覚える時とやることは同じです。
今回が記憶の宮殿に初挑戦って方はまずは下準備として記憶の宮殿を作るところから始めてみてくださいね。
記憶の宮殿については作り方から覚え方までこちらに詳しく書いているので参考にしてみてください。
効果は自分で試してみよう!
ここまで読んでみて、難しく感じる人、効果に疑問を感じる人もいるかもしれません。
- 記憶の宮殿を使いこなすの難しそう
- 普通に覚えた方が早いんじゃない?
- 記憶の宮殿を作るの面倒くさそう
- たくさんの場所を用意している暇なんてないよ
やる前からこういったことを思う人もいるかもしれませんが、まずは自分で試してみることです。
このブログには記憶の宮殿を使ってトランプや数字などを記憶する方法も書いています。
そしてこのブログを参考にしてトランプ記憶をマスターしてくれた方もたくさんいます。
「できるようになりましたー!」といったコメントもいただくようになりました。
実際に挑戦してみて結果を出している人もいるのです。
「難しそう」「できるかなぁ・・・」そんな風に思う気持ちも分かりますが、まずはチャレンジしてみることです。
やる前から諦めてしまわないで、まずは試してみてくださいね。
分からない部分やもう少し詳しく知りたい部分があれば質問してくれてもいいですよ。
記憶の宮殿の効果を少しでも実感してもらえると私も嬉しく思います。
HiRo
まとめ
記憶の宮殿を使って英単語を覚えるメリット
場所のイメージと結び付けることで記憶に残りやすくなる
記憶の宮殿を使って英単語を覚える方法
- 英単語をイメージに変換する
- 変換したイメージを記憶の宮殿に並べていく
シンプルにまとめると以上です。
あとは実践あるのみです!記憶の宮殿の効果を自分自身で実感してみてくださいね。
HiRo