記憶術の基本はイメージ化!英単語もイメージで覚えよう

 

  • 英語の単語やフレーズを何度も復習してるのに見事に抜けてしまってる
  • 単語、フレーズの覚え方、わかりやすく教えていただければ有難いです

こういったコメントをいただきました。

 

  • 記憶術を使って英単語を覚えるコツが知りたい!
  • 記憶術を英語や他の外国語の学習に活かしたい!

こんな人も少なくはないと思います。

そこで今回は英単語を覚えるコツについて書いていきます。

(英単語と書いていますが、中国語、スペイン語など他の外国語を勉強している人にも当てはまるので、英単語のところを自分が勉強している言語に置き換えて読んでください。)

 

記憶術の基本はイメージ化

英単語の話に入る前に軽く記憶術の話をさせてもらいますね。

私はシャッフルされた1組のトランプを1分で順番通りに覚えることもできますし、ランダムに並んだ数字を5分で100桁以上を記憶することもできますが、これにはコツがあります。

もうブログでも何度も書いていますが、トランプや数字をそのまま覚えているのではなく、全てイメージに変換しています。

映像記憶(写真記憶)のような特殊能力の持ち主ではないので、トランプや数字をただ眺めているだけでは覚えることは出来ません。

イメージに変換することで記憶に残りやすくしているのです。

 

私が昨年出場した世界記憶力選手権では全部で10の種目があります。

世界記憶力選手権って何をするの?記憶力競技の内容に答えるよ!

記憶する対象はトランプ、数字、単語、年表、名前、イメージなど様々ですが、いずれにしても全てイメージに変換して覚えています。

HiRo

イメージに変換するから覚えられるよ!

 

単語を覚える時もイメージに変換

私が競技としてやっているメモリースポーツ(記憶力競技)にはRandom Words(無作為単語)と呼ばれる種目があります。

こちらがその種目で過去に実際に出題された問題です。

 

こんな感じでランダムに選ばれた単語を記憶するのですが、この時にも単語を全てイメージに変換して覚えるようにしています。

HiRo

単語もイメージに変換して記憶してるよ!

 

イメージの力を利用する

ここでいきなりですが・・・

 

梅干し、梅干し、梅干し、梅干し、梅干し、梅干し、梅干し、梅干し、梅干し、梅干し、梅干し、梅干し、梅干し、梅干し、梅干し、梅干し、梅干し、梅干し、梅干し、梅干し

うめぼし、うめぼし、うめぼし、うめぼし、うめぼし、うめぼし、うめぼし、うめぼし、うめぼし、うめぼし、うめぼし、うめぼし

ウメボシ、ウメボシ、ウメボシ、ウメボシ、ウメボシ、ウメボシ、ウメボシ、ウメボシ、ウメボシ、ウメボシ、ウメボシ、ウメボシ

UMEBOSHI、UMEBOSHI、UMEBOSHI、UMEBOSHI、UMEBOSHI、UMEBOSHI、UMEBOSHI、UMEBOSHI、UMEBOSHI、UMEBOSHI、UMEBOSHI、UMEBOSHI

漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字、たくさんの梅干しで埋めつくしてみました。

 

 

次は・・・

梅干しの写真です。

HiRo

酸っぱそう~~

 

文字で見るよりも、写真の方が酸っぱさが伝わってきますよね!?

文字だけだと埋め尽くすほどたくさん並んでいても、酸っぱさはそんなに伝わってこないでしょう。

でも写真で見ると一気に口の中に酸っぱさが伝わってくると思います。

 

文字だけよりもイメージ(映像)の方が脳に強い刺激を与えてくれます。

単語を記憶する時もこの性質を利用するのです。

文字のまま覚えようとするのではなく、文字をイメージ化しましょう。

ヴィジュアルイメージとして映像化して記憶するのです。

 

 

英単語もイメージで覚える

いよいよ英単語の話に入りますが、英単語を覚える時でも同じことです。

英単語をイメージに変換することで記憶がしやすくなります。

例えば「apple」という英単語を見たら、「りんご」という日本語訳を思い浮かべるのではなく、りんごのイメージを思い浮かべるようにします。

赤くて丸いりんごのイメージを思い浮かべてみましょう。

 

Apple → 赤くて丸いりんごのイメージ

英単語とイメージ、この2つを紐づけるようにするのです。

 

日本語訳よりもイメージと結び付ける

例えば「plummet」という単語。英検1級レベルのなかなか難しい単語です。

日本語訳は「急落する、真っすぐに落ちる」です。

 

plummet  → 急落する

 

plummet、急落する、plummet、急落する、plummet、急落する、plummet、急落する、plummet、急落する、plummet、急落する、plummet、急落する、plummet、急落する、plummet、急落する、plummet、急落する、plummet、急落する・・・

こんな風に何度も書いたり、つぶやいたりして覚えたのに、2,3日たったらもう忘れてしまっていたって経験ありませんか?

HiRo

plummet?どういう意味だっけ・・・?

 

日本語訳をそのまま文字のまま書いたり、ただ音読しているだけじゃ記憶に残りにくいです。

文字だけでなく、イメージに変換しましょう。

 

こんな風に株価が急落したイメージを描いてみましょう。

イメージと結び付けることで、より記憶にも残りやすくなりますよ!

この際「plummet」という単語をここで覚えてしまいましょうね。

 

 

× 英単語 → 日本語訳

○ 英単語 → イメージ

英単語を日本語訳のまま覚えようとするのではなく、英単語をイメージと結び付けて記憶しましょう。

誤解のないように言っておきますが、書いたり音読したりするのが悪いと言っているわけじゃありませんよ。

それだけだと記憶に残りにくいので、イメージに変換することで記憶に残りやすくなるということです。

 

イメージを描くのは慣れが必要

英単語をイメージに変換しろと言われてもいきなりは難しいかもしれません。

  • イメージがなかなか描けない
  • うまくイメージに変換できない

こんな風に感じる人もいるでしょう。

イメージを描くのは初めのうちは難しく感じるかもしれませんし、ある程度慣れも必要になってきます。

でも慣れてくればスラスラと描けるようにもなってきます。

私も初めのうちはイメージを描くのが凄く苦手で苦労しました。

でもトレーニングをしばらく続けていると、イメージを描くのもだんだんと得意になってきました。

すぐには難しくても、必ずできるようになるので頑張ってみてくださいね。

 

イメージの描き方についてはこちらに詳しく書いているので参考にしてみてください。

イメージ力の鍛え方!このトレーニングで描けるようになった

HiRo

できるようになるから安心してね!

 

まとめ

  • 記憶術の基本はイメージ化
  • トランプや数字や単語を覚える時もイメージに変換している
  • 文字だけよりもイメージの方が強力
  • 英単語を覚える時もイメージで覚える
  • 日本語訳よりもイメージと結び付ける
  • イメージを描くのには慣れが必要

英単語を何度も書いたり、何度もつぶやいてもすぐに忘れてしまう・・。

そんな時はぜひイメージの力を利用してみてください。

英単語もイメージ化することで記憶にも残りやすくなります。

それに書いたり、つぶやいたりするだけよりも、イメージに変換する方が覚えるのも楽しくなりますよ!

HiRo

英単語をイメージ化して楽しく覚えよう~!

 

次回は記憶の宮殿を使って英単語を覚える方法について書いていきます。

記憶の宮殿を使って英単語を覚えるメリットと方法

 

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