最近知ったのですが、海外ドラマのメンタリストにも「記憶の宮殿」が登場していますね。
このドラマを見て、記憶の宮殿やカードを記憶する方法について興味を持った人もいると思います。
- 記憶の宮殿って何?
- カードを覚えることなんて本当にできるの?
- どんな風にしてカードを覚えるの?
- 実際にカジノで勝つことはできるの?
ドラマを見ながらこんな疑問を持った人もいると思います。
主人公のジェーンがカードの覚え方や記憶の宮殿について話すシーンがありますが、あまりにもサラッとした説明なので、逆にモヤモヤが残ってしまった人もいるのではないでしょうか。
あの会話だけでは、何のことか意味が分からない人がほとんどだと思います。
そこで今回は海外ドラマのメンタリストを見て、モヤモヤがいろいろと残ってしまった人に向けての内容です。
HiRo
カードを記憶してギャンブルで勝つ
どんなシーンか覚えていない人もいると思うので、ざっくりと状況を説明しておきますね。
主人公のジェーンがカジノで勝ちまくります。そしてイカサマを疑われるのですが・・・
There’s no secret. I’m memorizing the cards.
秘密なんてない。カードを覚えているだけ。
と答えています。
その後のシーンではどうやって勝ったのかを同僚に聞かれるのですが、そこではこんな風に答えています。
- イカサマはしない、覚えるだけ。
- 自分の中で各カードのキャラクターを作る
- カードの順番を記憶の宮殿に割り当てる
ジェーンはイカサマをして勝っているのではなく、カードを記憶することでカジノに勝ったと説明しているのです。
HiRo
カードを覚えることは誰でもできる
「カードを覚えているだけ」って言われても、
- カードを覚えることなんて本当にできるの?
- どうせドラマの中の作り話でしょう?
- ジェーンだからこそできたんじゃないの?
こんな風に思ってしまいますよね!?
でも実はカードを覚えるくらいのことは誰でもできるようになります。
ジェーンもドラマの中で「誰にでもできるよ」と言っています。
これって空想や作り話ではなく、特殊能力や記憶力が人並外れた人しかできないわけでもありません。
カードを覚えるにはちょっとしたコツというかテクニックがあります。
そのやり方さえ知れば誰でもできちゃいますよ!
トランプカードの覚え方
カードをどのようにして覚えているかというと、
カードの数字や記号をそのまま覚えようとするのではなく、カードを全てイメージに変換して覚えるのです。
ジェーンもドラマの中でこのように言っています。
- 自分の中で各カードのキャラクターを作る
- ハートのJは角のあるダンサー
- ダイヤの2は葉巻を吸うアヒル
ドラマの中では2枚のカードしか例として挙げていませんが、52枚全てを自分の覚えやすいイメージに変換するのです。
ジェーンの場合はキャラクターですが、別に人でも物でも構いません。
大事なのはカードの1枚1枚をイメージに変換することです。
イメージに変換することで記憶しやすくなります。
どうやってイメージに変換するかについてはこちらに詳しく書いています。
カードの順番を記憶の宮殿に割り当てる
カードをイメージに変換したら、今度はその順番を覚えておくために「記憶の宮殿」というものを使います。
記憶の宮殿というのは記憶を保管しておくための「記憶の保管庫」みたいなものです。
これを利用することでカードだけでなく、数字や単語などでも順番通りに記憶することができます。
記憶の宮殿についてはこちらに詳しく書いているので参考にしてみてください。
ドラマの中でジェーンはこのように言っています。
- カードの順番を「記憶の宮殿」に割り当てる
- 頭の中で自由に歩けるクリアな場所
- 人によって違うがいずれも広くて鮮明
- 僕の宮殿は父と旅した巡業サーカス
「記憶の宮殿」という自分のイメージの中の空間を利用して、記憶を保管していくのです。
ジェーンの場合は「父と旅した巡業サーカス」と言っていましたが、この記憶の宮殿は人それぞれ自分の好きな場所で構いません。
自分の部屋とか仕事場、学校、行きつけのカフェなど馴染みが合ってイメージが浮かびやすい場所を選ぶといいでしょう。
記憶の宮殿の作り方についてはこちらに詳しく書いています。
実際にトランプカードを記憶してみよう!
カードの覚え方はここまでに書いた通りです。
- 自分の中で各カードのキャラクターを作る
- カードの順番を記憶の宮殿に割り当てる
ジェーンはこんな風にサラッとしか説明していませんでしたが、やることはほんとこれだけです。
カジノのカードではありませんが、シャッフルされた1組のトランプを順番通りに覚える方法をこちらに詳しくまとめています。
【簡単!】トランプ記憶のやり方!この3ステップで今すぐできる
これを読めばジェーンがどんな風にして覚えていたのかがなんとなく理解できてくると思います。
私も実際にこのやり方で1組のトランプを記憶することができますし、このやり方を参考にしてトランプ記憶をマスターしてくれたブログの読者の方もいます。
興味がわいた人は試しにやってみてくださいね。
HiRo
カジノでカードを覚えるのはダメ
とは言っても・・・
カジノでカードを覚えることは禁止のようですね。
私はギャンブルに興味がないので、カジノのこともよく分からないのですが、
カードを記憶することは「カードカウンティング」と呼ばれていて、カジノでも禁止行為とされていたり、対策がとれらていたりするようですね。
ドラマの中でも
運で勝負してくれないと出入り禁止になりますよ
と言われています。
そういえば世界記憶力選手権で8回優勝しているドミニク・オブライエンさんもカードを記憶してカジノを出入り禁止になったとこの本で書いていました。
記憶に自信のなかった私が世界記憶力選手権で8回優勝した最強のテクニック
しばらくの間、カジノのブラックジャックで生計をたてていたこともある。記憶術を援用して場を読み、賭け、そして少なからぬ金を稼いだ。その結果、アメリカでもヨーロッパでもカジノに入ることを禁じられてしまった。
こんなことが書かれていました。
カードを記憶できるようになっても、カジノでやるのはやめておきましょうね。
HiRo
MEMORY PALACEの訳し方
「記憶の宮殿」じゃなくて「記憶の神殿」じゃないの?
もしかしたらこんな風に思っている人もいるかもしれませんね。
私はAmazon プライムビデオで見ているのですが、そこの字幕では「記憶の神殿」と訳されていました。
「記憶の神殿」と訳されているものは、ジェーンはもともと英語では「MEMORY PALACE」と言っています。
この「MEMORY PALACE」は日本語ではそのままメモリーパレスと訳す人もいれば、記憶の神殿、記憶の宮殿、マインドパレス、ジャーニー法、場所法、座の方法などいろいろな呼び方があります。
訳し方、呼び方はいろいろありますが、どれも同じものを指しています。
私は「記憶の宮殿」という言い方が気に入っているので、ここでも「記憶の神殿」とは言わずに「記憶の宮殿」に統一させてもらいました。
HiRo
記憶の宮殿が登場するのはシーズン1の第6話
さぁこれであなたのモヤモヤは解消されたでしょうか!?
記憶の宮殿やカードの覚え方が分かったところで、もう一度ドラマを見直すとモヤモヤもすっきりすると思いますよ!
ちなみに記憶の宮殿が登場するのはシーズン1のエピソード6「冷血」です。
17分25秒あたりからどうやってカジノで勝ったのかのやりとりが始まり、ジェーンがカードの覚え方や記憶の宮殿について説明しています。
このブログを読んだ後にもう一度見直すと、ジェーンの言っていることが理解できると思います。
まだ見たことがない人もシーズン1の第6話だけでもチェックしてみてくださいね!
メンタリストはAmazon プライムビデオでも見れますよ!
私はまだシーズン1の途中までしか見ていないのですが、また記憶の宮殿が出てこないかとワクワクしながら残りのシーズンも見ていこうと思います。
HiRo
だいぶ前に見ましたが、カジノのシーンは良く覚えています。その後のジェーンの太っ腹具合もめちゃくちゃ格好良くて憧れました。でも、そのときは、記憶の宮殿についてのセリフは全部聞き流していました。完全に自分とは関係ない世界のことだろうってな感じで。もう一度見直す必要がありそうですね。
カジノは記憶禁止なんですね。禁止されるとやりたなってくる……。
cuikiさん
ジェーンかっこいいですよね!
「世界平和を買いたかったけど、カジノにはなかった」ってセリフもかっこいいです。
ぜひセリフに注目しながらもう一度見直してみてください。前とはまた見方が変わると思います。
cuikiさんは今はジェーンと同じようにカード記憶ができますもんね!
でもカジノではやっちゃダメですよ(笑)