今回も記憶の宮殿(場所法)のゴーストに関する内容です。
ゴーストで悩むのは主にトランプ記憶など競技向けに短期間で使いまわす時が多いと思います。
そこで今回は競技向けのゴースト対策を書いていきたいと思います。
記憶のシステムを変える
コメントでもいただいたのですが、ゴースト対策として記憶のシステムを変えてみるのも効果的です。
いただいたコメントの内容です。
私もトランプ記憶を1プレイス1イメージでやっていたころはゴーストに悩まされていました
しかしPAOOでやりだしてからはあまり気にならなくなりました
1つの場所にたくさん置いているから場所との結びつきが弱くなったのか、場所を節約することで同じ場所を使い回す回数が減ったからなのか……どちらかというと後者の影響が強い気がします
ゴーストに悩む人は1プレイス1イメージでやっていたら2イメージに変えてみるなど、システム変更にチャレンジしてみるのもいいと思います。それだけで場所の数が2倍になるようなものですから、結構効果あります。やっぱり時間をあけるのが一番です
記憶のシステムとは?
「記憶のシステムって何?」って方もいると思いますので、ざっくりと説明すると、記憶する方法の違いみたいなものです。
例えばトランプを記憶するときに、トランプ1枚ずつをイメージに変換していくのが一番シンプルで初心者にもやりやすい方法だと思います。
これをトランプ2枚で1つのイメージにしたり、3枚をセットにして1つのイメージにするといった方法もあるのです。
有名なものでは「2カードシステム」と呼ばれるものや、「PAOシステム」と呼ばれるものがあります。
記憶術のPAOシステムってどんなもの?ざっくりと説明してみた
少し難しい話になってくるので、よくわからないという方は、そういった覚え方もあるというのを頭の片隅に置いておく程度でよいかと思います。
HiRo
なぜシステムを変えるとゴースト対策になるのか?
ではなぜシステムを変えるとゴースト対策になるかですが、これは場所の節約に繋がるからです。
トランプ1枚ずつを1つのイメージに変換していると、全部で52枚分の場所が必要になります。
それをトランプ2枚で1つのイメージにすることができれば、必要な場所は半分になります。
残りの場所は次回に使うことができます。
同様にトランプ3枚で1つのイメージにすれば1/3に、4枚で1つのイメージにすれば1/4に場所を節約することができます。
場所を節約することができれば、その分使う頻度を下げることになるので、結果的に時間をおくことにもなります。
HiRo
システムを変えるのは注意点もある
2枚、3枚、4枚など複数枚で1つのイメージに変換することができれば場所の節約になります。
しかしそれだけ扱うイメージの種類も多くなったり、イメージが複雑化したりします。
システムを変えるにはイメージの変更も必要になってきますし、そのやり方に慣れるまで時間も必要になります。
他のシステムを試してみたけれど、思うように記憶できないので元に戻そうと思っても、今度は元のイメージに戻すのに戸惑ったりするといったことも起こりえます。
どのシステムが使いやすいかは人それぞれ相性みたいなものがあります。
システムを変えたからと言って必ずしもプラスになるとは限らないので、そこは理解しておきましょう。
HiRo
記憶のシステムについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
記憶の宮殿のローテーションを組む
これはある程度記憶の宮殿(場所法)の数が増えてきてからのお話になりますが、宮殿の数が増えてきたらローテーションを決めておくとよいでしょう。
例えばこんな感じです。
- 今日は宮殿のA、B、Cを使う
- 明日は宮殿のD、E、Fを使う
- 明後日は宮殿のG、H、Iを使う
- 明々後日は再びA、B、Cを使う
競技向けにやっていると、どうしても使いやすいものに偏りがちです。使い慣れたものを何度も使いまわしたくなります。
このようにローテーションを決めておくことで、偏りなく使うことができます。
できるだけ偏りをなくし、満遍なく使うことでゴースト回避に繋がります。
まだ使い慣れていない2軍、3軍クラスの宮殿でも、ローテーションに入れて使い続けることで次第に馴染ませていくこともできます。
ローテーション通りに決まった場所を使うことで、毎日ゴーストがいない使いやすい場所を使うことができます。
記憶の宮殿の数がある程度増えてきたら、ローテーションを組むようにしてみましょう。
HiRo
記憶するものを変えてみる
トランプ記憶や数字記憶だと決められた一定のイメージしか登場しません。
自分であらかじめ決めたイメージですし、繰り返し何度もイメージしていると、そのイメージを描くことにも慣れてきます。
イメージが描きやすくなることは記憶を残すことにはよいことですが、ゴーストとしても残りやすくなってしまいます。
料理でも同じものばかり食べていると飽きてきます。
それと同じで記憶するときも「味変」する意味あいで、記憶するものを変えてみるとよいでしょう。
全く違ったジャンルのものを記憶することで、また新鮮味もでてきます。
何を記憶しようかと迷ったら、「記憶を楽しもうシリーズ」で紹介したものにチャレンジしてみてください。
【記憶することを楽しもう!】誕生花・誕生日石・誕生鮨・誕生〇〇を記憶してみよう!
【記憶することを楽しもう!】誕生色(バースデーカラー)を記憶してみよう!
記録やタイムを追い求めるのも悪くはないですが、純粋に記憶するのを楽しんでみるのもいいリフレッシュになると思います。
HiRo
まとめ
- 記憶のシステムを変える
- 記憶の宮殿のローテーションを組む
- 記憶するものを変えてみる
トランプ記憶など競技向けのゴースト対策としては、この3つを参考にしてみてください。
やはり時間をおくことが一番の薬ですが、システムを変えたり、ローテーションを組むことで、結果的に時間を置くことにも繋がります。
味変の意味合いで記憶するものを変えてみるのもよいかと思います。
HiRo