英単語検定1級も楽々合格した英単語の覚え方11のコツ【メモリーアスリート流】

英単語がなかなか覚えられない

英単語の効果的な覚え方を知りたい

覚えるのが得意な人は英単語をどんな風にして覚えているんだろう?

今回はこういった方に向けての内容です。

英単語の覚え方やコツをメモリーアスリートの視点からお伝えしていきます。

 

記事の信頼性

これを書いている私は英単語検定1級を一発合格しています。点数も自己採点で96点と楽々合格でした。

究極の英単語シリーズ4冊・12000単語を覚えていますし、TOEIC900点ホルダーでもあります。

 

記憶することを楽しむ!

覚え方とか記憶のテクニックとかの前に一番最初に伝えたいのは楽しむこと!

「楽しむ」というマインドが大事!

このブログのテーマの一つに「楽しむ」というのがあるけど、英単語を覚えるのだって楽しんでもらいたい。英単語だって楽しんだもの勝ち!

 

私は究極英単語シリーズの計4冊12000単語を記憶し、英単語検定1級も合格していますが、その時単語を覚えているときも全く苦痛はなかったですし、むしろ楽しかったです。

私はメモリースポーツ(記憶力競技)というものをやっています。

ランダムに並んだトランプの順番だったり、数字の羅列や無作為の単語などを記憶する競技なのですが、これも楽しいからやっています。

そんなの記憶して何が楽しいの?何の意味があるの?

 

こういうことをよく言われるのですが、散歩やドライブみたいなものだと思ってください。

散歩やドライブも、どこかに向かうという明確な目的というよりも、それ自体がリフレッシュだったり、レクレーションだったりしますよね。

意味とか目的とか考えずに、気ままに散歩するのも楽しいものですよね。

行先とか考えずに気ままに車を走らせるのも楽しいものですよね。

それと同じような感じで、記憶すること自体も楽しんでみてください。

そういったマインドになれると、英単語の吸収力だって変わってきます。

 

英単語を覚えるゲームだと思え!

英単語を覚えるのをゲーム化

英単語を覚えるのを楽しむコツはゲーム化してしまうことです。

単語を覚えるのは勉強じゃない。ゲームなんだ!

 

あなたもメモリースポーツという競技を楽しむつもりになってください。

トランプや数字の羅列を覚える代わりに、素材が英単語になったと思ってください。

競技(ゲーム)に参加するつもりで、英単語を覚えればいいのです。

 

トランプの並びや数字の羅列を覚えたところで何の役に立つの?

こういったことを言われることもよくあるのですが、英単語なら役にもたちますし、こういったことも言われずにすみますね。

 

リアルの自分のスキル上げ

英単語を覚えるゲームは、ゲームの世界の中だけじゃなくて、リアルの自分のスキルアップにもつながります。

一般的なゲームはいくらスキルや経験値をアップさせても所詮ゲームの中だけの話ですよね。

でも英単語ゲームはリアルの自分にも跳ね返ってきます。

英単語ゲームはリアルの自分自身の成長にも繋がります。

リアルの自分を成長させるんだ!というマインドを持って挑んでください。

 

記憶の宮殿を使う

ここからはようやく記憶のテクニックの話に入ります。

単語を覚えるには記憶の宮殿を使うのを強くおすすめします。

メモリーアスリートと呼ばれる、記憶力の大会に出て記憶力を競う競技をしている人たちも、記憶の宮殿というテクニックを使っています。

無作為に並んだトランプや数字や単語の羅列を記憶できるのも、記憶の宮殿というテクニックを使っているからです。

記憶の宮殿の作り方についてはこちらにまとめているので参考にしてください。

記憶の宮殿の作り方!2ステップで簡単に今すぐできる!

 

記憶の宮殿を使って覚える単語を厳選する

全部を記憶の宮殿で覚えようとすると非効率

記憶の宮殿を使いましょうと言いましたが、ただこれにもメリットとデメリットがあります。

たくさんの単語を覚えるには、たくさんの場所も必要になります。

すでに記憶の宮殿の場所がたくさんあるって人はそれでいいんですけど、そうじゃない人にとっては覚える以前に、記憶の宮殿を作るのに時間と労力が取られてしまいますよね。

それってかえって非効率にもなりかねない。

 

記憶の宮殿って作ったらすぐに使いこなせるってわけでもないですしね。

使えるようになるまでにはある程度馴染ませる期間も必要になります。

この辺の話については記憶の宮殿のトリセツで詳しく解説しています。

『記憶の宮殿のトリセツ』をリリース!

そこで・・・

 

全部を記憶の宮殿で覚えようとする必要はありません。

例えば究極の英単語シリーズにはそれぞれ3000単語ずつ収録されていますが、これを覚えようとするときに3000単語を丸々記憶の宮殿に入れようとしなくていいのです。

これをそのまま全部記憶の宮殿を使って覚えようとするとかえって非効率です。

記憶の宮殿を使って覚える単語を厳選して、「宮殿選抜」みたいなものを作るのです。

 

厳選した単語だけを記憶の宮殿に並べる

単語帳の中には知っている単語もあると思います。

動詞・名詞・形容詞など形が変わっただけで語源は同じものもあるでしょう。

知らない単語でも、何度か眺めているうちに覚えられるものもあるでしょう。

この後紹介しますが、語源を使って攻略できる単語もけっこうあります。

そういった単語はわざわざ記憶の宮殿を使うまでもありません。

単語帳を何周かしてみて、覚えにくそうな単語だけを選抜して「宮殿選抜」を作りましょう。

そうすることで記憶の宮殿の場所の節約にもなります。

 

フレーズやセンテンスごと覚えてしまう

私の一番のおすすめはこれ!

単語を覚えるときには、単語だけでなく、フレーズや文章ごと覚えてしまうことです。

私の場合は「金のセンテンス」をセンテンスごと全部記憶の宮殿に詰め込んで覚えました。

ただ単語だけを覚えたのと違って、センテンスで覚えているので、実用性も高いですし、実際にTOEICを受けた時にも既視感のあるフレーズとバンバンでくわします。

究極の英単語ならパワーセンテンスとしてセンテンスもついてくるので、センテンスごと覚えるのもおすすめです。

単語だけを覚えるよりも負荷は高いですが、その分レベルアップ間違いなしです!

 

 

語源の力を借りる

私が究極の英単語の上級や超上級の単語でも苦なくサクサクと覚えられたのは語源のイメージがあったのも大きいです。

語源の力があれば一見難しそうな単語でも推測ができたり、関連付けができたりします。

漢字でも魚編なら魚に関連するものだろうと推測がつきますよね。

 

具体例を一つ挙げておきますね。

invincible 形容詞:征服できない、無敵の

究極の英単語超上級のレベル10に出てくる単語です。

 

こんな単語でも語源の知識があれば一発です。

語源「vince = 戦う、征服する」

in(~でない)+vinc(征服する)+ible(~できる) → 征服できない

こんな感じで理解できます。

 

語源は語源図鑑がおすすめです。これを一通り目を通しておくだけでも楽になります。

 

先ほど紹介した「invincible」もこの語源図鑑に登場していますよ。

ちなみに私はこの2冊とも記憶の宮殿を使って全部覚えています。

 

思い出すトリガーを作る

「覚える」ってことに意識がいきがちですが、覚えたはずのものを「思い出す(引き出す)」というもの大事です。

頭の中には入っているはずなのに、うまく引き出せないって場合もあります。

そこでゴロでもストーリーでもイメージでもいいので、覚えたはずのものを引き出せる(思い出せる)トリガーを作っておきましょう。

 

具体例を挙げておきますね。

enigma 名詞:謎、謎めいた言葉、不可解な出来事

究極の英単語超上級のレベル11に出てくる単語です。

これを私は、「絵に群馬」と無理やりゴロ合わせみたいにしてイメージを作っています。

えっ、絵に群馬だけ書かれてて、謎すぎない?

謎に群馬だけ書かれた絵をイメージします。

バカバカしいですが、こういった一工夫をするだけでも記憶に残りやすいですよ!

HiRo

もう「enigma」の意味は覚えたでしょ!?

 

eerie 形容詞:不気味な、薄気味の悪い、ぞっとする

究極の英単語超上級のレベル10に出てくる単語です。

これの覚え方なんて、ほんとバカバカしいですよ。

「e」が3つも出てきて、不気味な単語だ!

5文字の単語なのに、そのうち3つが「e」なんてぞっとする!

バカバカしいし、無理やり感もありますが、これをやるだけでも思い出しやすくなります。

英字新聞の見出しの中で使われている記事を見つけたので貼っておきます。

Eerie glow in sky confuses Australian town and outs cannabis farm

HiRo

もう「eerie」の意味は忘れないでしょう!

 

sortie 名詞:出撃、突撃

究極の英単語の超上級のレベル12に出てくる単語です。

これを覚えるときでも、ばかばかしいですがこんな語呂合わせというかストーリーみたいなものを作っています。

今夜は出撃だ!敵にばれないように話したいことがあればそーっと言え(sortie)

紹介するのも恥ずかしいくらいバカバカしいけど、これをやるだけでも記憶に残りやすくなります。

HiRo

もう「sortie」の意味は覚えたよね!

 

 

何度も繰り返す

一度で覚えられるわけじゃない。

これを肝に銘じてください。

 

私も毎日絶望を味わっています。

メモリーアスリートだから記憶力がよくて、一瞬で覚えてしまうんでしょ?

こんな風に思っているかもしれませんが、全然そんなことはありません。

「一度見たらずっと忘れない」みたいなことはありません。

 

忘れて、また覚えてを繰り返しながら記憶を濃くしています。

前日やった分は必ず復習する。何度も繰り返し復習する。

そうやって記憶を定着させていきます。

あなたがコンビニの店員さんだとしたら、毎日来てくれるお客さんは自然と覚えるようになりますよね。

そんな感じで単語とも、接触回数を増やして仲良くなりましょう。

 

プラス面を見る

覚えたはずなのに、時間が経つと忘れているってこともあるでしょう。

私も何度も何度もそんな絶望感を味わっています。

 

そんな時、私はプラス面を見るようにしています。

忘れたものだけじゃなくて、ちゃんと覚えているものだってあるはずです。

思い出せなかったものでも、答えを見てみると「あっ、それだ!」となるときもありますよね。それだけでも進歩しているのです。

ついついマイナス面にばかりに目を向けてしまいがちですが、そうじゃなくてプラス面を見てあげるといいです。

忘れるのなんて当たり前ですし、忘れたらまた復習をすればいいだけです。

それよりもちゃんと覚えられたものがある。プラスの面を見つけて、自分を褒めてあげましょう。

思考をそんな風に切り替えるだけで、気持ちも軽くなりますし、毎日の単語覚えが楽しくなってきます。

 

タイム測定が一気にゲームっぽくしてくれる

単語を覚えるゲームだと思えっていいましたが、一気にゲームっぽくさせてくれるのがタイム測定。

「10分で何単語覚えられるかゲーム!」みたいにタイムを測るだけでゲームっぽくなって燃えてきますよ。

覚えた単語を思い出すときにも、100単語とか200単語とか一定のまとまりに区切って、思い出すタイムを測定する。

繰り返しやっていると、思い出すタイムもどんどん短くなっていきます。

単語を引き出す「瞬発力」みたいなものを鍛えられます。

 

短期集中がおすすめ

毎日10ずつ覚えれば…100日で1000単語

こんな風に思うけど、100日後に最初の頃の単語を果たして覚えていられるでしょうか。ずっと記憶を保持するのも大変。

私の場合は英単語検定1級を受験の際に、超上級の3000単語を2週間くらいで詰め込みました。

こう聞くと、2週間で3000単語なんて私には絶対無理!つて思うかもしれません。

でも3000単語を完全には覚えていなくてもいいんです、ぼんやりくらいでいいのです。

そこからサイクルを回してどんどん記憶を濃くしていくいきました。

3000単語を2~3日でまわせるようにして、何度も復習するのをメインにしていました。

長期間だとやる気も気力も緩みがち。単語は期間を決めて短期集中で覚えるのをおすすめします。

 

いつやるの?今でしょ!

これを読んだあなたは今単語を記憶したくてたまらない気持ちになっているでしょう!

ハートに火がついている今こそがチャンスです!

明日から始めようではなく、早速今からやりましょう!

どの単語集をやろうか迷っているなら、おすすめを紹介しておきます。

 

究極の英単語は4冊出ています。英単語検定の出題範囲にも対応しています。

 

TOEIC対策なら金のフレーズがおすすめ。

センテンスで覚えるなら金のセンテンス。

HiRo

英単語を覚えるのを楽しもう!

 

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