このブログでは「イメージ」という言葉がよく出てきます。
- トランプをイメージに変換しましょう
- できるだけインパクトのあるイメージにしましょう
- 記憶の宮殿という場所のイメージを利用して…
みたいな感じで、「イメージ」という言葉が当たり前のように登場します。
でもその「イメージする」ということがなかなか難しい人もいると思います。
イメージしましょうって言われても、そのイメージがうまく描けないって人もいますよね。
私ももともとはイメージ力が乏してくて、イメージを描くのが苦手でしたので、苦手な人の気持ちもよくわかります。
そこで今回はイメージを描く上で参考になりそうな電子書籍を見つけたので紹介したいと思います。
イラストを描く人向けの本
紹介するのは以下の4作品です。4作品とも猪股岩男さんという同じ著者のものです。
内容はどれも絵やイラストを描く人に向けた内容なのですが、これがイメージを描く上で参考になりそうなことがけっこうありました。
ページ数はどれも100ページ未満で簡潔にまとまっているのでサクッと読める内容になっています。
お値段も500円とお手頃です。
Amazon kindle unlimitedの読み放題にもなっていますので、unlimitedを利用している方なら無料で読むことができます。
初回30日間無料体験もありますので、こちらで読むのもアリかと思います。
では1冊ずつ紹介していきますね!
シンプルな形からイメージを描けるように
こちらは「スタンプ型」というシンプルな丸を利用して、人の顔や表情を描いていくことから始まります。
そして基本となる「スタンプ型」を変化させていき、人や動物を描いていきます。
この本を読めば丸とかシンプルな形でも人や動物を表現できることがわかると思います。
イメージを描くことが苦手な人は、リアルなイメージを描こうとするよりも、まずははこういったシンプルなイメージを描くようにしてみるとよいと思います。
まずはシンプルなイメージが描けるようになってから、徐々に特徴を際立たせたり、デフォルメしてみたりと、少しずつ段階を踏んでレベルアップさせていけばいいと思います。
イメージがうまく描けないという人に、まず初めに読んでもらいたいおすすめの1冊です。
HiRo
イメージを形にする
タイトルに「イメージを形にするデッサントレーニング」とあるように、イメージを描く上で役立つトレーニングが基礎4つ、応用3つの7つのトレーニング法が紹介されています。
「空書きデッサン法」という、リアルタイムで見ている人や物の残像を指で描くようなイメージで頭の中でなぞるというトレーニング方法が紹介されているのですが、これは私も同じようなことをずっとやっていました。
この本に出合う前から私も同じようなことをずっとやっていましたので、私もこの方法はおすすめです。
後半では風景の画像と人物や動物の画像をそれぞれを組み合わせて1枚の絵にするトレーニングが紹介されているのですが、これも記憶の宮殿にイメージを並べる時にはまさしくこれを同じようなことをすることになるので、イメージを描く上でもすごく良いトレーニングだと思います。
HiRo
著者曰く、脳内には膨大な画像記憶が蓄積されているそうです。
そして画像記憶には顕在画像記憶、浅層画像記憶、深層画像記憶の3種類に分けられるそうです。
顕在画像記憶は意識下にあるのですが、浅層画像記憶はぼんやりとしか思い出すことができず、深層画像記憶は記憶の奥に沈み日常では思い出せないそうです。
しかし水平思考デッサン法で、今まで意識的に活用できなかった膨大な画像記憶にアクセスすることができるそうです。
この辺のお話もおもしろいので、ぜひ読んでもらいたいです。
一つ言わせてもらうなら、内容は素晴らしいのですが、解説が少し言葉足らずなところもあるので、もっと詳しく話を聞いてみてくなるような1冊です。
HiRo
「見る」「描く」「イメージする」を鍛える
タイトルに「見る」「描く」「イメージする」を鍛えて創作のための「デッサン力」を身に付けるとあるように、「見る」「描く」「イメージする」に焦点が当てられていて、絵を描く人に向けた内容ですが、そのままイメージを描くことが苦手な人にも役立つ内容になっています。
著者によると、見たものの記憶はしっかり脳に格納されているのですが、それを再現しようとしても出来ないのは、脳にインプットされた「視覚情報」を自由自在に引き出すことができないからだそうです。
ではどうすればいいのか?
そこで登場するのが「シルエット」です!
3次元の複雑な情報を2次元に圧縮するのです。
この辺のお話もすごく参考になるので、気になった方はぜひ本を読んでみてください。
シルエットに変換するイメージトレーニングというのも紹介されているのですが、この本に出合う前から私もこれをやっていました。
私からもおすすめのトレーニングです。
「イメージを描く」というと「描くこと」がすべてのように思いますが、実は「見る」ということも大事なのだと気づかせてくれる1冊でもあります。
HiRo
発想力や脚本力のヒントを得る
こちらはイメージ力というよりも、イメージを描く時の発想力や脚本力のヒントを与えてくれる1冊です。
記憶術でイメージを利用するときには、記憶として残りやすいイメージを描いたり、記憶に残りやすいストーリーを考える必要があります。
そういった時のイメージの発想、ストーリーの脚本づくりのヒントが得られます。
異質のものを組み合わせるランダム発想法というものが紹介されているのですが、これもそのまま記憶術のトレーニングとして使えますね。
記憶術でもまさしくこれと同じように、異質のものを組み合わせてイメージやストーリーを作ったりしますからね。
HiRo
まとめ
以上、イメージを描くときに参考になりそうな電子書籍を紹介させていただきました。
いずれもAmazon kindle unlimitedの読み放題に含まれていますので、unlimitedに入っている方なら無料で読めるので是非チェックしてみてください。
未加入の方も初回30日間無料体験というものもありますよ!
著者の猪股さんの本はここで紹介した4冊以外にもあるので、他の作品も読んでみるのもいいと思います。