前回の記事では勉強のように長期にわたって覚えていたいものには記憶の宮殿の使いまわしは避けた方が無難というお話をしました。
でも使いまわしができないとなると、場所が足りなくなりそうでむやみに使えなくなりますよね。
そんなときの対処法を書いておきます。
厳選したものだけを記憶の宮殿に並べる
全部を記憶の宮殿に並べようとしないで、厳選したものだけを並べるようにすると場所の節約にもなります。
例えば英単語を覚えるにしても、1つずつ順番に宮殿に並べていく必要はありません。
場所が豊富にあって、頭から順番通りに覚えたいって場合なら、全部を宮殿に突っ込んでもいいんですが、そうじゃないならわざわざ全部を並べる必要はないです。
私は英単語検定1級を受験する際に12000単語を1つ残らず全部記憶しましたが、この時も記憶の宮殿だけで覚えたわけではありません。
語呂合わせを作ったり、語源を使ったり、類義語と結び付けて覚えたりといったこともしました。
詳しくはこの記事に書いています。
英単語検定1級も楽々合格した英単語の覚え方11のコツ【メモリーアスリート流】
単語帳の中にはすでに知っているもの、他の方法で覚えたほうが早いものもあると思います。
まずはふるいをかけて、宮殿に並べるものを選抜するだけでも場所の節約になります。
HiRo
情報を圧縮して記憶の宮殿に並べる
これは少し上級のテクニックになりますが、情報を圧縮することで場所を節約することができます。
トランプ記憶を例にとって説明すると、1枚ずつイメージに変換していたら、52枚のトランプを記憶するのに52か所の場所が必要になりますよね。
でも2枚で1つのイメージにすれば半分の26に節約できます。
3枚で1つにイメージにすれば17まで節約できます。
PAOシステムといのがまさにこれですね。
記憶術のPAOシステムってどんなもの?ざっくりと説明してみた
英単語を覚えるときも単語だけを並べるのではなく、フレーズや文章といったカタマリで宮殿に並べると場所の節約になります。
例えばTOEICの教材で有名な『金のセンテンス』
これは1500単語を360センテンスに凝縮してくれています。
単語を一つ一つ記憶の宮殿に並べていたら1500もの場所が必要になりますが、センテンスごと宮殿に並べれば360で済みます。
私自身も実際にやっています。この360文を記憶の宮殿を使ってスラスラ暗唱できるレベルまでやりこみました。
その時の様子はこちらに書いてます。
【TOEIC】金のセンテンスを1冊丸々360文を完全記憶してみてわかった6つのこと
『金のセンテンス』のおすすめの使い方は暗唱【TOEICにも効果的】
情報を圧縮して記憶の宮殿に並べるのは上級テクニックにはなりますが、こういった方法もあるんだなと頭にいれておくだけでも、後々役にやつ日が来るかもしれません。
HiRo
場所を増やすのが一番の解決法!
場所を節約する方法を紹介してきましたが、やはり根本的な解決は場所を増やすことです。
場所をたくさん増やせば使いまわしとか節約とか考えなくても、出し惜しみすることなく自由に使えますからね。
コメントをくれた方のこの悩み。
1つ単語を覚えるためにまた保管場所を作らなければいけないのは大変そうだと感じます。
それが理由で保管場所をむやみに勉強に使うのが怖くて受験における暗記に記憶の宮殿を活かしきれていません。
この気持ちもよくわかりますが、根本的な解決は場所を地道に増やしていくことが一番だと思います。
「記憶の保管場所を作る」というと、すごく難しいことをするように感じるかもしれませんが、まずは場所のイメージを順番に思い浮かべることができればそれでOKです!
あまり難しく考えずに気軽にやってみてください。
毎日通っている学校の通学路、学校内こういったところも宮殿づくりにはうってつけです。
受験勉強の合間に息抜きがてら近所を散歩してみるだけでも場所は増やせますよ!
「宮殿を作る」という視点で歩いてみると、
こんなところにこんなものがあったのか!
これはインパクトがあるから場所に最適かも!
みたいな気づきもあったりして、なかなか楽しいものですよ。
ぜひ宮殿づくりを楽しんでみてください。
HiRo
まとめ
- 厳選したものだけを記憶の宮殿に並べる
- 情報を圧縮して記憶の宮殿に並べる
- 場所を増やすのが一番の解決法!
やはり場所を増やすのが一番です。
場所づくりが大変に感じるかもしれませんが、一度作ってしまえば一生モノになりますし、強力な武器になります。
時間をかけてでも作る価値は十分にありますよ!
HiRo
