- 記憶したいものをイメージに置き換える
- トランプをイメージに変換する
- 記憶の宮殿のイメージを描きながら・・・
このブログではやたらと「イメージ」という言葉が出てきます。
「イメージ」というのは記憶力と切っても切れない関係のものです。
でも・・・
そもそもその「イメージを描く」ってことが苦手なんだけど・・・
そんな風に思っている人もいると思います。
- 記憶の宮殿を作ろうとしたけど、うまくイメージが描けなかった
- トランプ記憶をやりたくても、トランプの変換イメージが浮かんでこない
そんな人もいるでしょう。
そこで今回はイメージが描くのが苦手だという人に向けての内容です。
イメージ力は鍛えられる
- イメージが全然描けない・・・
- イメージを描く才能がないのかな
- イメージ力がないから記憶術なんて無理だよ…
こんな風に思っている人も安心してください。
イメージ力ってトレーニングをすることで鍛えることができます。トレーニングをすることでどんどん描けるようになってきます。
何を隠そう私もイメージを描くのはもともと大の苦手でしたから。
ほんと残念なくらいイメージ力に乏しかったですよ・・・。
今では偉そうに
- 「トランプをイメージに変換して…」
- 「まずは記憶の宮殿のイメージを描きましょう」
とか言ってますが、私ももともとは全然イメージが描けなかったですからね。
どれくらいひどかったかというと、キャラクターのイメージを描こうとしても、顔はのっぺらぼう状態だったり・・・
キャラクターにアクションをさせようと思っても、全然動いているイメージが描けなかったり・・・
ほんとひどい状態でした。
HiRo
そんな状態でも、しばらくトレーニングをしていたら少しずつイメージが描けるようになってきましたし、今ではけっこうイメージを使いこなせるようにもなってきました。
今はイメージを描くのが苦手な人でも、イメージ力は鍛えられるので安心してください。
イメージ力って筋トレみたいものです。筋トレも始めは10回の腕立て伏せでもしんどく感じるのが、しばらくすると、15回、20回、30回・・・とできる回数も増えていきますよね。やれば筋肉も鍛えられていきます。
イメージ力も筋トレと同じようなもので、トレーニングをすればどんどん描けるようになってきます。
シンプルなイメージを描くところから始める
イメージを描くのが苦手なら、シンプルなイメージを描くことから始めていきましょう。
筋トレでもまずは自分が持てる重さのものから始めていき、徐々に重さを上げていきますよね。
イメージを描くトレーニングでも同じようにシンプルなところから始めていけばいいのです。
私が最初にやったのはフルーツのイメージを描くことでした。
リンゴとかバナナとか色も形も単純で身近なもののイメージを描くことから始めました。
実際に本物のりんごやバナナを前にしながら、それをしばらく観察する。そして目を閉じてイメージを浮かべてみる。
イメージがぼんやりしか浮かべられなければ、また目を開けて観察する。
こんなことを何度も繰り返し行っていました。
この時もあまり細部まで再現しようとせずに、とりあえずシルエットが分かればOKくらいにしてました。始めからこだわり過ぎるとなかなか前にも進めなくなりますので。
イメージを描くのが苦手なら、まずはシンプルなイメージを描くところから始めてみましょう。
そしてシンプルなものが描けるようになってきたら、絵や写真などを利用して少しずつ複雑なものを描けるようにレベルを上げていきましょう。
イメージを描くにはリラックスも大事
イメージを描こうと力み過ぎていませんか?あまり力み過ぎてもうまく描けないものですよ。
私も最初の頃は「さぁ、トレーニングするぞ!」って感じでけっこう気合を入れてやっていたのですが、イメージってリラックスしてる時の方が描きやすかったりするんですよね。
メモリースポーツ(記憶力競技)をやっている時でも同じで、試合の緊張感の中では思うようにイメージが描けないときもあります。
イメージをちゃんと描いたはずなのに、リコール(解答)の時にはイメージの一部が飛んでしまったり・・・
イメージを描くにはリラックスすることも大事です。
イメージがうまく描けない人は、試しにお風呂の中や寝る前の布団の中とか、リラックスしている時にイメージを描いてみてください。イメージが浮かびやすくなりますよ。
でもお風呂でイメージを描いていると、だんだん眠くなってくるので、そのまま寝てしまわないように注意してくださいね。
HiRo
イメージは自分で分かればOK!
イメージは何のために描いているのでしょうか?
このブログを読んでくれている人なら、
- 記憶力を良くしたい
- 記憶力を鍛えて試験勉強などに活かしたい
- 記憶力競技でいいスコアを出したい
こういった目的があるからだと思います。
「絵やマンガがうまく描けるようになりたい」とかなら話は別ですが、記憶術に活かす為なら無理して鮮明なイメージを描こうとする必要はありません。
描いたイメージを誰かに見せるわけでもありませんし、描いたイメージを見るのは自分自身です。
自分さえ分かればいいのです。
例えばトランプ記憶をやるだけなら、別にリアルなイメージが描けていなくてもいいのです。
イメージがリアルに描けていなかったとしても、そのイメージが何を表しているかを自分で分かればいいのです。
人に見せるわけではないもないので(見せたくても見せられるものでもないし)、自分さえ分かればいいのです。
そんな風に思うと少しは気が楽になってきませんか?
偉そうにいろいろ書いていますが、私もイメージを雑に描くことがけっこうありますからね(笑)
鮮明なイメージを描こうとするよりも、自分にとって分かりやすいイメージを描くように心がけてみましょう!
HiRo
イメージ力強化のツールとして読書をする
シンプルなイメージを描くことに慣れてきたら読書をしましょう。
本を読むこともイメージ力の強化に繋がります。
しかし、ただ単に読書を楽しむだけではもったいないです。
文字情報→イメージ
これを意識しながら読むとイメージ力もぐんぐんとアップしてきますよ!
シンプルなイメージを描くトレーニングとして、フルーツを眺めながらイメージを描く方法を紹介しましたよね。
あれは「視覚情報→イメージ」でした。
それにある程度慣れてきたら、今度は「文字情報→イメージ」にも挑戦していきましょう。
活字を読みながらそこに書かれた情景をしっかりとイメージに変換していくのです。
「文字情報→イメージ」にも慣れてきたら、速読や多読を取り入れることで、文字情報をイメージに変換するスピードも上がってきます。
これをやることでイメージ力もぐんぐんと伸びてきましたし、このトレーニングは今でも日課にしています。
多読や速読には読み放題のAmazon kindle unlimitedがお勧めですよ。読み放題なので幅広いジャンルのものをトレーニング素材とすることができます。
まとめ
- イメージ力は鍛えることができる
- シンプルなイメージを描くことから始める
- イメージを描くにはリラックスも大事
- イメージは自分が分かれば良しとする
- 読書をイメージ力強化のツールとする
- 読書を通じて「文字情報→イメージ」を鍛える
イメージがうまく描けないからといって落ち込む必要はありません。
イメージ力もトレーニングでどんどん伸ばしてくことができます。
私自身ももともとはイメージを描くのが本当に苦手でした。それでもここに書いたようなトレーニングをすることで、イメージ力もぐんぐんと伸びてくるのを身をもって実感しました。
イメージがうまく描けるようになってくると、トランプ記憶を始めとした記憶術もどんどんできるようになってきますし、イメージを描くのが楽しくなってきますよ!
HiRo
イメージトレーニングを1年間続けてみた実感した効果をまとめたこちらの記事も参考にしてみてください。
とても気になる記事でしたm(__)m
私はアファンタジアと呼ばれる想像力皆無の人間なのですが、この記事にあるように鍛錬で、発想することは可能でしょうか。
やってみようかと思うのですが、目を瞑っても真っ暗なので、自信がもてなくて。
ばあ知さん
コメントありがとうございます。
ブログ記事にて返信させてもらいます。
http://memory-kioku.com/aphantasia/