イメージトレーニングの効果を高めるなら記憶術を強くお勧めする!

イメージトレーニングの効果

イメージトレーニングの効果を示す研究結果

今では多くの一流アスリートがイメージトレーニングを取り入れていますし、イメージトレーニングの効果を示す研究結果も出ています。

シカゴ大学ではこんな研究結果も出ているそうです。

  • Aグループ:毎日バスケのフリースローの練習をする
  • Bグループ:毎日フリースローのイメージトレーニングだけを行う
  • Cグループ:なにもせず。

その結果、30日後には・・・

  • Aグループ:フリースローの成功率が24%アップ
  • Bグループ:フリースローの成功率が23%アップ
  • Cグループ:変化なし

イメージトレーニングを行うだけでも、実際に体を動かして練習するのと同じくらいの効果が出たのです。筋トレでも何気なくやるのと、鍛えている筋肉を意識して行うのでは効果が変わってくると言われていますしね。

参照:Using Visualization to Succeed in Basketball

スポーツだけでなく、自己実現においてもイメージは重要だと思います。達成したいこと、成し遂げたいことをイメージすると良いと言われていますよね。イメージしたことは現実になるし、イメージできないことは実現できないと言われたりもします。

 

イメージを描けていますか?

イメージトレーニングの重要性を理解している人は多いと思います。

しかし、その「イメージを描くこと」が意外と難しかったりしませんか?「成功しているイメージを描くとよい」と言われても、そのイメージがなかなか描けなかったりしませんか?

ぼんやりとそれらしきものが浮かんではいるけれど、描けているのか、描けていないのかよく分からない。そんな風に感じている人も多いのではないでしょうか。いくらイメージトレーニングに時間を費やしても、イメージが上手く描けていなければ効果も出にくくいでしょう。

そこで、記憶術の出番です!

 

記憶術はイメージ力を鍛える

他の記事でも書いていますが、記憶術にはイメージ力が必要です。

大量のものを素早く記憶するにはイメージに置き換えて保存する必要があります。イメージに置き換えることで脳にも記憶として保存しやすくなるのです。

記憶を強固なものにするために、他のイメージとくっつけたり、独自のストーリーを作り上げたりして、記憶として残りやすくする工夫をしたりもします。

要するに記憶術ではたくさんイメージを描くことになります。いかにして記憶しやすいイメージに変換していくかが大事になってきます。記憶術自体がイメージを描くトレーニングになっているのです。

記憶術をやることでイメージを描くコツがつめ、イメージを描くの上手くなってくるのです。

 

記憶術でイメージが鮮明になる

例えば記憶術では数字、トランプ、単語、記号などを全てイメージに置き換えて記憶します。例えばトランプを1枚めくったとして、ハート7が出たとします。

そのままハートの7として覚えるのではなく、それをイメージに変換して覚えているのです。

置き換えるイメージは各自自由に決めて良いのですが、ここではハートの「は」と数字7(なな)の「な」をとって、「花(はな)」に決めたとします。ハート7のトランプを見ると、花のイメージを思い浮かべるようにするのです。

ハートの7のトランプを見るたびに、花をイメージするのですが、最初のうちはなかなか描くのも難しいものです。

しかし、繰り返していくうちにどんどんイメージが鮮明になってきます。初めのうちは影絵のようにぼんやりとしていたものが、だんだんとシルエットも鮮明になり、色も鮮やかになってきます。描くスピードも速くなってきます。

 

私自身もやっているうちにイメージ力がどんどんついていることが実感できました。記憶術をやっているとイメージ力が鍛えられていくのです。

HiRo

イメージが見えてきたぞ!

 

イメージを描くコツ

初めのうちはあれこれいろんなイメージを描くよりも、限られたイメージを徹底して繰り返しイメージすることだと思います。

たとえば、先ほど例に挙げた花。ハートの7を見るたびに、瞬時にイメージが浮かぶように、何度もイメージを繰り返すことです。そして実際に花の画像を見ながらイメージとのズレを認識する、そしてまたイメージで描き直す。私自身はこうったことをやっているうちに、イメージが少しずつ鮮明に描けるようになってきましたし、今でもこれを繰り返しています。

さらには五感や感情を利用することも大切です。視覚だけに頼らずに、どんな香りがしてくるか、触るとどんな感触か、五感や感情もフルに活用することです。イメージを描くコツについてはこちらも参考にしてみてください。

イメージ記憶に挑戦しよう!言語化せずにイメージとして処理する

イメージ記憶をしたければ視覚に頼り過ぎない。五感や感情も乗っける

 

記憶術の楽しさはイメージを描く楽しさ

イメージトレーニングを取り入れても、イメージがうまく描けていなかったり、イメージを描くことに不安があれば、効果も薄れてしまいます。そういった方は記憶術のトレーニングを取り入れながら、イメージ力を高めるようにしてみてください。

記憶術の土台ともいえる記憶の宮殿を作るだけでも、イメージ力は大きくアップするでしょう。イメージの中だけで記憶の宮殿を自由に歩き回れるようにするのです。記憶術の楽しさは、こういったイメージを描く楽しさでもあります。ぜひイメージを描く楽しさを味わってみてください。

やってみようかなと興味が湧いてきた方は、まずは記憶の宮殿作りから楽しんみてください。

記憶の宮殿とは?場所の記憶を利用して覚える方法

HiRo

一緒に記憶の宮殿を歩きましょう♪

 

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