英語暗唱はきつい・大変・面倒くさい
英語暗唱に対してこんなネガティブなイメージを持っていませんか?
確かにきついこともありますし、楽勝ってわけでもないし、頑張りも必要になります。
でも考え方や捉え方を少し変えてみるだけで、こんなネガティブなイメージからポジティブで楽しいものへと変えることができますよ!
暗唱を2年以上も続けてきた私が暗唱の楽しみ方を紹介したいと思います。
英語暗唱と書いていますが、ほかの言語にも当てはまるので、英語の部分を自分が学習している言語に置き換えて読んでください。
この記事の信頼性
私は英語の暗唱を2年以上続けています。
ドラゴンイングリッシュの100文、金のセンテンスの360文を全て記憶し、スラスラと暗唱できるレベルまでやりこみました。
暗唱のお陰もあってTOEIC900点もクリアしました。
その実体験をもとに、私自身がどのようにして暗唱を楽しんできたかのかを紹介していきます。
スポーツを楽しむように
暗唱は勉強じゃない!スポーツだ!
暗唱は勉強というよりもスポーツに近いです。
口を動かすので喉や顔の筋肉も使いますし、スラスラと言えるようになるまで繰り返していると体も疲れてきますし、スポーツの後のような爽快感や充実感も味わえます。
口だけじゃなくて頭も使いますし、耳や目だって使います。書く時には手だって使います。スポーツのように体を使って英語を覚えていくことになります。
実際にやってもらえればわかると思いますが、勉強というよりもスポーツに近いです。
何度も口に出して、スラスラと言えるようになるまで繰り返す過程は、勉強というよりもスポーツみたいなものです。
口や体を使いながら、スポーツを楽しむように暗唱も楽しんでみてください。
体を使うことで身につく
スポーツだって体を使って覚えていきますよね。
サッカーがうまくなりたいからといってサッカーの本を読んでばかりいてもなかなか上達しません。
ボールと触れ合って、ボールをたくさん蹴って、体を使って上達していきます。
英語だって同じです。ただ座ってテキストばかり読んでいるだけじゃなくて、口を動かして、耳からも聞いて、手で書いて、体を動かすことで英語を体で身に着けていきます。
やり終えた後にはスポーツの後のような爽快感・充実感を味わうこともできるでしょう。
目指すは完コピ!カラオケを楽しむように
歌うのが好きな人はカラオケだと思えばいいでしょう。
暗唱の過程って歌を覚えるのとすごく似ています。
歌を覚えるときも、お手本となる歌を何度も聞いて、口ずさみながら覚えていきますよね。
テレビやラジオで何度も流れてくる曲は覚えようとしなくても自然と口ずさめるようになっていたりもしますよね。
暗唱もまさにそれと同じような感じで、歌を覚えるように、カラオケ感覚で楽しめばいいのです。
お手本を何度も聞いて、完コピできるくらいまで真似してみましょう。
HiRo
暗唱をゲーム化する
クリア条件が明確
工夫次第でゲーム感覚で楽しむことだってできます。
暗唱ってクリアできたかどうかが明確なんですよ。
言えればクリア。言えなければ再挑戦。
クリア条件が明確なので、ゲーム感覚でクリアするまで頑張れたりもします。
クリアするまで終われませんゲーム
「10文連続で言えるまで終われません」みたいに、クリア条件を決めてやるのも楽しいです。
一度でも間違えるとまた初めからやり直し。間違えずに連続で言えるようになるまで頑張りましょう。
これができるようになる頃には相当実力もついていることでしょう。
やりこみ要素
一度クリアしても次はタイムというやりこみ要素があります。
全部覚えたら次はタイムトライアルに挑戦してみましょう。
10フレーズを100秒以内に言えるように
こんな風に目標設定をしてみましょう。
できるようになっていく過程が楽しい!
スポーツでもできなかったことができるようになった瞬間って嬉しいですよね。
たとえばリフティングが10回できるようになったとか、持ち上げられなかった重量のバーベルが上がるようになったとか。
暗唱でもこれと同じです。
毎回のように同じところで詰まってしまったり、うまく言えないところというのが必ず出てくるのですが、何度も繰り返しているうちに、やがてそういったところがスムーズに言えるようになってくる。
そんな瞬間が嬉しくもあり、楽しいと思える時でもあります。
些細なことに感じるかもしれませんが、そういった小さな喜び、小さな楽しみをたくさん味わうことが英語暗唱を飽きずに続けていくコツでもあります。
昨日言えなかったフレーズが今日になって言えるようになることもありますし、10フレーズ通しての暗唱に5分かかっていたのが、3分で言えるようになることもあります。
暗唱ではこんな風に日々の成長を実感しやすいです。
スラスラ言えると気持ちいい!
楽器をやっている人ならわかってくれると思いますが、速弾きができるようになると気持ちいいですよね。
始めは指が思うように動かなくてゆっくりだったのが、指が滑らかに動くようになってスラスラと速弾きができるようになると快感ですよね。
暗唱でもまさにそんな感じで、スラスラいえるようになってくると気持ちいいです。
HiRo
暗唱の「味変」を楽しむ
食べ物でも同じものばかり食べていたら飽きてくるけど、味を変えることで食べやすくなりますよね。
フードファイターの方も途中で味変していたりしますよね。
暗唱でも似たようなもので、ずっと口に出してブツブツ言っているだけだと、口も喉も疲れてきますし、飽きてもきます。
でも、書いたり、聞いたり、読んだりと、方法を変えるだけでも、また違った楽しみ方ができます。手や耳や目も使い、いろんな刺激を利用して体で覚えることができます。
HiRo
緩急をつける
暗唱して口に出すときにも、できるだけ速くいうことを意識してみたり、ゆっくり正確にいうことを意識したり、発音やイントネーションを意識してみたりと、工夫次第で緩急をつけることができます。
同じ「書く」でも、丁寧にきれいに書くことを心掛けたり、できるだけ速く書くことを心がけたりと緩急をつけることができます。
意識するポイントを変えるだけでもまた違った楽しみ方ができますよ。
プラスの面を見る。できたところを褒めてあげる
昨日あれだけやったのに、今日になったらもう忘れてる…
そういって落ち込んでしまうこともあるでしょう。でも大丈夫です。
人間誰だって忘れてしまうもの。私だって同じです。
そんな時はマイナス面だけに目を向けるのではなく、プラスの面にも目を向けてみましょう。
忘れたところだけでなく、きちんと覚えているところもあるはずです。テキストを見返すと、そうだったと思い出すところもあるはずです。
昨日よりもできるようになっている部分もあるはずです。そういったプラスの面に目を向けて、できるようになった自分を褒めてあげましょう。
そうすることで暗唱も楽しく感じるようになってきますよ!
HiRo
暗唱でリフレッシュする
暗唱って口を動かしますし、顔の筋肉もほぐれてきて、それ自体がリフレッシュやストレス解消にもなります。
それに暗唱って立った状態でも、歩きながらでもできます。
机に向かって勉強するのに疲れたら、気分転換がてら部屋の中をうろうろしながら暗唱をしてみてください。
それだけいいリフレッシュになりますよ!
HiRo
記憶すること自体を楽しんでみる
暗唱に疲れてきた…飽きてきた…
そんな風に感じた時は、肩の力を抜いて「記憶するのを楽しむ」くらいの気持ちでやりましょう。
散歩って気持ちいいですよね。周りの景色を眺めながらゆっくりと歩くだけでもリフレッシュになりますよね。
そんな散歩するくらいの感覚で、「記憶する」ってこと自体を楽しんでみてください。
脳を使って何かを記憶するっていうのもけっこう楽しいものですよ!
HiRo
まとめ
- スポーツを楽しむように
- 目指すは完コピ!カラオケを楽しむように
- 暗唱をゲーム化する
- できるようになっていく過程が楽しい!
- スラスラ言えると気持ちいい!
- 暗唱の「味変」を楽しむ
- 緩急をつける
- プラスの面を見る。できたところを褒めてあげる
- 暗唱でリフレッシュする
- 記憶すること自体を楽しんでみる
私が暗唱を2年以上も続いているのも、こんな風に暗唱自体を楽しんでいるからです。
暗唱自体がリフレッシュにもなっています。
暗唱の楽しみ方が分かったらぜひ実践してみてくださいね!
私がやった2冊を紹介しておきます。