- TOEiCのスコアが伸び悩んでいる
- スコアが伸び悩んでいるけどどうすればいいか分からない
- 伸び悩みの原因や対処法を知りたい
今回はこんな人に向けての内容です。
私自身も伸び悩んでいた時期があったので、そんな過去の自分に伝えたい内容をまとめてみました。
プラトーだと認識する
伸び悩む時期、停滞する時期というのがあります。これをプラトーと呼びます。
〘名〙 (plateau 「高原、台地」の意) 心理学の用語の一つ。 作業や学習の進歩が一時的に停滞し、練習曲線が伸びなやみ水平になる状態
努力していても成長が感じられない時がやってくるのです。
英語に限らず、スポーツや楽器やほかのことでも同じことが起こります。ダイエットでも停滞期というのがありますね。
私がやっているメモリースポーツでも同様の悩みが寄せられることがあります。
プラトーの時に重要なことはこの2つだといわれています。
- プラトーの状態だと認識すること
- 諦めずに継続すること
今は伸び悩みの時期にいるだけです。まずはこのことを認識してください。
そしてここでくじけずに英語の勉強を続けてください。
諦めずに継続することでまた飛躍する時がやってきます。
今が踏ん張りどころです!今は飛躍の一歩手前なんです。ここでもうひと踏ん張りしてスコアアップを手に入れましょう!
HiRo
基本を大事に
知らない単語もまだまだあるし、もっと難しい単語も覚えなきゃ
伸び悩んでくると、ついつい難しいことに手を出しがちですが、それよりも基本を大事にしてください。
TOEICでは問題も回収されるので自己採点ができないですよね。
実は自分でも気づいていないうちに、毎回同じようなミスをしているかもしれません。
基本の部分で漏れはないか、知識があやふやなままになっている部分はないか、もう一度基本に立ち戻ってみましょう。
伸び悩んでいる原因が見つかるかもしれませんよ。
HiRo
処理スピードを上げる
TOEICって時間内に全問題を解き終えるには、処理スピードも要求されます。
いくら高得点を取れるくらいの英語の実力がある人でも、時間が足りなくて塗り絵になってしまってはスコアが伸び悩んでしまいます。
純粋な英語力を上げることは当然必要ですが、処理スピードを上げるというのもけっこう大事です!
日ごろから文章を読むスピード、問題を解くスピードも意識してみてください。
処理スピードを速くするというのを意識づけてみてください。
HiRo
やることを絞る
テキストをたくさん買い込んでやることを広げすぎていませんか?
教材をあれこれやっていると、どれも中途半端になりかねないです。
時にはやることを絞って、広く浅くから、狭く浅くの勉強をしてみてください。
テキストの問題を解いただけで満足していませんか?解説に目を通しただけで満足していませんか?
テキストの内容を全部吸収してやるんだというくらいの気持ちでやりこんでみてください。そうすることで力もついてきますよ。
私の場合も『金のセンテンス』を自分で再現できるくらいまで暗唱することですごく力が伸びるのを実感しました。
やることを絞って、狭く深くの勉強も試してみてください。
英語を楽しむ
机に向かってテキストを読むのだけが勉強ではありません。
海外ドラマを見たり、英語の漫画を読んだりするのも立派な勉強の一つです。
英語と楽しく触れ合う工夫をしてみてください。
海外ドラマを見たり、漫画を読んだりしても、TOEIC対策にはならないから意味がない
こういったことをいう人もいますが、TOEIC対策ばかりやっていても息詰まってきませんか?英語を学ぶことがつまらなくなってきませんか?
好きなことをやって英語と触れ合ったほうが楽しくないですか?
ドラゴンボールやワンピースの英語版があるって知ってます?
英語で漫画を読むのも楽しいですよ!
動画配信サービスを利用して海外ドラマをみるのも楽しですよ。
私は「記憶の宮殿」も登場する『メンタリスト』に一時期ハマっていました。
海外ドラマのメンタリストも記憶の宮殿でトランプを記憶している
好きな海外ドラマを見て英語と触れ合うのだって立派の一つです。
TOEICから一旦離れてみる
TOEICのスコアばかり追い求めていると「井の中の蛙大海を知らず」になりかねません。
「小さな井戸の中にいる蛙は、大きな海などの井戸の外にある世界のことを知らない」と言う意味から、自分の狭い知識にとらわれてしまい、物事の大局的な判断ができないこと。
TOEICにはスラングは出ないから勉強しなくていい
L&Rではマークシートだからライティングはやらなくていい
こんな風にしてやることに制限をかけてしまいがち。
それが自分の英語力を伸ばす妨げになっていませんか?
TOEICだけにこだわると、大事なものを見失いがちです。
TOEICだけでなく、「英語力を伸ばす」というもっと大きな枠組みで考えてみるといいでしょう。
一旦TOEICから離れてみて、自分自身を見つめなおしてみる。そしてTOEICのためだけの勉強ではなく、英語力を伸ばすという視点に立った勉強をしてみてほしいと思います。
それが結果的にTOEICにも跳ね返ってきます。
量をこなす
伸び悩む期間はつらいですが、黙々と量をこなすことも大事です。
プロ野球選手でもキャンプ中には朝から晩まで練習していますよね。何千回とバットを振り、何百球と投げ込みをしています。プロですらそれくらいの練習量をやっているのです。
英語でも結果を出すには量をこなすことも必要です。
量をこなすことで確実に自分の力になります。
そういった意味でも上に書いた「楽しむ」というのを意識してみてください。
楽しむことで自然と英語と触れ合う量も増えてきます。
量をこなすことで、それが自信にも繋がります。「これだけやったのだから」という自信が支えにもなります。
制限(思い込み)を外す
ここまで書いてきたことを読みながらも、
これ以上量を増やすのは厳しいよなぁ…
処理スピードが大事って言われてもこれ以上速くは無理だよ…
みたいな気持ちはわいてきていないでしょうか?
知らず知らずのうちに自分に制限をかけてしまっていたり、思い込みみたいなもので無理と決めつけてしまう自分がいたりしませんか?
それってすごくもったいないことです。
あなたの能力はもっともっとすごいものを秘めているはずです。
自分で蓋をしてしまうのはもったいないです。
メモリースポーツの話になりますが、私はシャッフルされたトランプ1パックの順番を正確に記憶することができます。
こう聞くと、すごい記憶力の持ち主とか、神技のように思うかもしれません。
でもトランプ1パックの順番を記憶するようなことって実は誰でもできるようになるんですよ。
正しいやり方を知って、練習さえすれば誰でもできるようになります。誰でもです!
このブログにもできるようになった方からのコメントやメッセージはたくさん寄せられています。
トランプ52枚の順番を記憶するくらいのことなら誰でもできるのですが、やる前から「私には無理だから」とか「記憶しても意味ないから」とか、自分で「できない・やらない」制限みたいなものをかけている人が多いんですよね。
本来これくらいのことならやろうと思えばできるのですが、制限をかけてしまって「できない・やらない」ようにしてしまっているのです。
英語でもこれと同じで、自分で制限をかけてしまっている場合があります。
こういった制限(思い込み)みたいなものはないか見つめなおしてみてください。
あなたにはまだまだできることがあります。制限や思い込みを取っ払って、自分の能力を開放しましょう!
HiRo
まとめ
プラトーだと認識する
基本を大事に
処理速度を上げる
やることを絞る
英語を楽しむ
TOEICから一旦離れてみる
量をこなす
制限(思い込み)を外す
これは伸び悩んでいた頃の自分自身に伝えたいことをまとめたものです。
今現在伸び悩んでいる人にも少しでも参考になれば幸いです。
今は停滞期間で辛いかと思いますが、必ず脱出できる時がやってきますので、ここでくじけずに英語を継続してくださいね。
私も陰ながら応援しています。